森 禎章前会長より引き継ぎ、保健医療学学会の理事長に就任しました小柳磨毅です。よろしくお願い申し上げます。
本学会は理学療法士、作業療法士ならびに言語聴覚士をはじめとする医療専門職種における、教育、研究、社会貢献の推進を目的として、平成22年(2010年)に設立されました。
急速に発展を遂げる保健医療の分野において、医療専門職種の情報交流が重要であることは言を俟ちません。様々な職種の交流は、新たな研究課題を創設し、保健医療の質を向上させます。また、学校教育から生涯学習への途切れのない移行は、専門職に課された義務と言えます。本学会はこれまでに、保健、医療、福祉、教育などに関係する多くの専門領域の研究者や実践者、さらに大学院生を含む専門職を目指す学生にも、情報交流の場を提供してきました。教育施設で持ち回り開催してきました学術集会と、オンラインジャーナルとして発刊しております機関誌「保健医療学雑誌」は、皆様のご協力により、12年以上にわたって継続しております。特に保健医療学雑誌は、関係者の多大なご尽力により、査読体制を確立し、医療専門職の情報発信、交流に大きく貢献しております。
大阪保健医療大学から出発した本学会は、大阪電気通信大学、藍野大学、四條畷学園大学、白鳳女子短期大学、大阪府立大学、関西福祉科学大学の皆様、また多数の病院、福祉施設等の皆様のご協力のもと、歴代会長のご尽力により少しずつ賛同者の輪が広がっております。今後も、本学会を幅広い研究発表、情報交流の場として学生を含む数多くの方々に活用して頂き、会員を増やす努力を継続していきたいと思います。
今後も、学生を含むより多くの皆様に、本学会を研究発表、情報交流の場として活用いただき、その輪を広げる努力を継続して参る所存です。本学会のさらなる発展に向け、 何卒、皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。